つわりの辛さをもっと知ってほしい
不妊治療の甲斐あって、めでたく妊娠しました。
出産予定日は2018年11月中旬です。
今回の内容は「つわり」についてです。
2018年3月後半~5月後半の2ヶ月間、つわりで生き地獄を味わいました。
どのくらい過酷だったかをこれから書きますが、けして「つわり大変だったよ苦労自慢」ではなく、世の中のつわりへの認知度・理解度があまりに低く、そのせいで、辛い思いをしている妊婦さん達を今後少しでもへらすため、経験した人間が語らなきゃいけないという使命感から書かせていただきます。
長いですが、将来子供がほしい・ほしくないに関わりなく、男女問わず(絶対に経験することがない男性は特に)読んでもらえたらうれしいです。
世の中のつわりのイメージって、メディアの影響で、
- 「うっ」っと言って口を押さえた女性がトイレに行って、「おぇっ」→「ふーっ!(すっきり)」
- ご飯が炊けた匂いで、気持ち悪くなる
この程度ではないでしょうか。(わたしも経験するまではこの程度でした)
実際はとてもこんなものではなく、想像を絶する苛酷な2ヶ月間でした。
【前半1ヶ月】
- 寝ても覚めても気持ち悪い。船酔いと二日酔いを足した状態が24時間ずっと続く。
- 吐きそうで吐かない状態が常時。えずきは一時間に10回以上
※ 「えずく」って「うぅげええぇぇぐぇぇぇーーー!!」っていう汚い声とともに胃液と唾液が出てくることね。「おぇ」っとかいうかわいいもんじゃないです。
- 気持ち悪くて眠れない。「気持ち悪い、気持ち悪い」とベッドの中でうめきながら、深夜に気を失うように眠るがすぐ気持ち悪くて起きる、の繰り返し。
- さらに寝ていても気持ち悪いため、毎日悪夢を見る。
- 食べ物の匂いでえずく。冷蔵庫の匂いが特にダメ。というか生活全ての匂いが脳の気持ち悪い中枢を刺激する。
- 食物を見るだけで、想像力するだけで気持ち悪くなりえずく
- 家の2階に上がるだけで100m全力ダッシュぐらい疲れ、激しい息切れとともに一時間は倒れこむ。そのため気分転換に散歩に行くこともほぼできず、ひたすら家で耐えるのみ。
- 食べ物のほとんどが気持ち悪く見るのも嫌になり、1ヶ月おかゆとバナナや流動食しか食べれず(それすらも食べたくない)5キロ痩せる
- 胃腸機能がぶっ壊れたため、おかゆやバナナを少量食べただけでもおならとげっぷがずっと止まらず、人前に出れない。(とても笑い事ではない)ガマンすると、さらに気持ち悪くなりえずく。
- 「食べる」という行為は「お腹が減るから」ではなく、「気持ち悪いし、全く食べたくもないけど、胃に何か入れないとさらに気持ち悪いので、胃に食べ物を流し込む行為」となる。
- 気持ち悪くて仕事も勉強も家事も出来ない自分が嫌になり、頭の中は「気持ち悪い」以外の感情はなくなり、口から出る言葉は「気持ち悪い」だけ。そんな毎日がいつまで続くかわからない状態でメンタルもヤられて生きるのも辛くなる。
- 体調のよい時というのは無し。ずっと前述の状態が続く。
- 朝がくるたび、「これから1日また生き地獄を味わうのか」という絶望しか感じなくなる。
- この時点ではあまりの苛酷さに、「妊娠した」という幸福感は一切無し。むしろ後悔するレベル
※つわりは一般的に安定期に入る16週にはよくなる傾向がありますが、人によっては出産まで続く人もいるため、「出産までの7ヶ月、ずっとこのままかもしれない」という先の見えない絶望感と戦わないといけないんです。
【後半1ヶ月】
- どうにか消化され、胃の内容物が少くなると今度は胃が溶けるような痛みと気持ち悪さで、やむを得ず少量何か食べ物を流し込まないといけない。(これが寝る前や夜中に発生)
- でも少量食べただけでも、お腹が臨月の如くパンパンに膨らみめちゃくちゃ苦しい(夜発生するとこれまた眠れない)
- 水分を控えても頻尿がひどく、夜中に5回以上起きるため全く安眠できない
- 胃もたれが少しよくなったあとはひどい便秘が発生し、苦しさで眠れない(これだけは薬を処方してもらい解決)
- 「食べたいのに苦しくて食べられない。でも食べないとそれはそれで気持ち悪いし胃が痛い」という、前半とはまた違う苦しみ
とまぁ、こんな感じの苦行でした。
安定期(16週)に入ると、大分回復してきたのですが、夜の頻尿が継続していて、夜中に5回は起きてしまうので、安眠とは程遠い毎日です。
とてもこんな状態で通勤などできないので、もし会社員だったことを考えるとゾッとします。
さらに胃腸機能は低下したままで、食べるとお腹がパンパンにはり、すごく苦しくなるので通常の1人前も食べられない状態です。(夜は苦しくて眠れなくなるので、野菜などを半人前のみ)
つわりは個人差が激しいので、「全く無い」、「ちょっと気持ち悪いだけ」、「ひたすら眠かった」など、日常生活を送るのに支障があまりない人から、私のようにほぼ寝たきりになったり、水を飲んでも吐くので入院・点滴が必要な人まで様々です。
わたしの場合、マーライオン的ないわゆる「吐きづわり」はなかったので、点滴まではしませんでしたが、病院からはこれ以上食べられなくなったら点滴しましょうと勧められました。
そして、Twitterの妊婦アカでは、わたしよりもっと壮絶で過酷な症状の人達がたくさんいます。
安定期に入るまでは誰でも流産してしまう可能性があり、妊娠していることを周りにあまり公表できないため、Twitterのつわり妊婦仲間で支え合っていました。
つわりの過酷さの情報はあまり大っぴらに出回っていないので(ググればそれなりに出てきますが)、ここまで過酷だとは想像していませんでした。
わたしは不妊治療(これもめちゃくちゃ大変だし痛かった)を本気でがんばるため、会社を退職し、フリーランスに戻っていたので、つわり中に通勤、仕事という苦行は避けられましたが、世の中には会社も家事も休めない妊婦さんもたくさいます。
(数駅で下車しては吐く→また数駅進んでは吐くを繰り返し、毎日片道三時間かけて通勤してる人もいます)
つわりに効く薬は日本にはありません。そのため現状は「ただ耐える」ことしかできないんです。
【私、高齢妊婦からのお願い】
身近な方や会社の同僚がつわりで辛いときは、どうか快く休ませてあげてください。
つわりは若くても健康でも誰にでも起こる可能性があります。
※昔からスポーツを継続的にやってきた人はつわりが軽い傾向にあるそうです。そして、自律神経が乱れやすい人、ストレスをためやすい人は、つわりが重い傾向があるそうです。ただ、全員にあてはまるわけではないので、あくまで参考までに。
わたしのような状態になると、ほぼ寝たきりになるため、病人が家にいると思って心からいたわり、家事は旦那さんがやりましょう。
世の中にはつわりで苦しんでる妻に対して「怠けてる」「そんな具合の悪い妊婦見たこと無い」「妊娠していても仕事や家事をを頑張っている人はたくさんいる」など言い放つクソみたいな輩もいます。
出産経験者の女性でも、つわりが無かった人や軽かった人だと、「気の持ちよう」とか言い放つ人もいます。
つわりの重さは人それぞれです。人と比べる発言は絶対にしてはいけません。
でもこれってつわりの過酷さが世の中に浸透していないから出てくる言葉なんだと思います。
なので、少しでも多くの人達につわりの過酷さ、そして個人差があり、軽い・無い人から、生き地獄、さらに死の危険まであるということが広まることを願います。
日本が、働く妊婦がつわりが辛い時は遠慮せず休める(もしくは在宅勤務)国になりますように。
※フランスでは、つわりは病欠扱いで会社を休むことができ、休んだ分の給料は国が保障してくれるそうです
今後、妊娠に関わる女性の負担が少しでも減ることを願っています。
長文お読み頂きありがとうございました。
hydeさんの英語力を愛をこめて勝手に考察
VAMPSの歌詞は90%英語。
30歳越えてから、英語勉強しはじめて、仕事しながら苦労して
「幼稚園レベルスタートから、自分のいいたい事はだいたい言えるし、海外一人旅に行ってトラブルがあってもなんとななる英語力(でもネイティブとスラスラ話せるレベルじゃない)」
を身につけたあたしとしては、前から「hydeさんの英語力ってどれぐらなんだろう?」って思ってた。
Zepp 最終日の「we will...we will see you soon 」、「Did you have fun?」めざましの「Can you sign this?」を聞いて、ああこの人は英語力高くないんだなぁと思った。
特に最後のは本来ネイティブには通じないし、「あなたここに署名書けんの?」みたいなニュアンスになっちゃう。 「May I have your autograph?」が、自然な言い方。海外のインタビューでも英語で聞かれて、一瞬英語でかえそうとしたけど、結局日本語になっちゃって、「ああ、英語出そうで出なくて悔しいんだろうなぁ」と思った。
そんな英語レベルのhydeさんが、英詩をあんなさらっとに歌ってるのは、ものすごい努力をしてるんだと思う。
そもそも歌詞は日本語で考えて、通訳さんと相談しながら英詩にしてるって言ってたから、宇多田ヒカルみたいに、初めから英語で詩を考えてるわけじゃないから、「まず英詩を覚え、同時に発音練習もする」ことが必要だろうし、もともと英語がある程度話せる人ならまだしも、hyde さんの英語力でそれをやるのは大変だと思う。
でもそんな努力してるところを一切見せないで、さらっと歌い上げてるところは、本当に尊敬する。
きっともっとスムーズに英語話せるようになりたいんだなって感じる。
だからみんな、英詩間違えても暖かくみまもろうねww♪♪
これからさらに海外進出に力入れるだろうし、いつか英語のインタビューも、サッカーの中田ぐらいスラスラ答えてるとこ見てみたいな(*^^*)
これからもずっとずっと応援しています^^
※あくまでわたしの主観に基づいた勝手な考察なので、否定的なコメントはおことわり〜♩
ブログ開始
FBに書きたいけど、ちょっと重い、長いかな〜と思う内容を
こっちに書くことにしました。